桶教説法

科学と宗教は対立している?

こんにちは、田部です。

最近では「宗教と科学の対立が激しくなっている」とされています。今回はそもそも何故対立しているのか、今後どうなるのかについて私の考えをお話します。

科学を攻撃する宗教

多くの宗教では、宇宙は神様や仏様が作ったということになっています。何もないところから宇宙が生まれるはずがない、最初に神があり神が宇宙を作ったのだという理屈です。

この考え方は人々にとって、非常に受け入れやすいものでした。ここから発展して「神が作った以外に宇宙や世界ができた理由など考えられないから、神を認めないなどあり得ない」という風潮が多くの国で長きに渡って続きました。

その風潮の中で、神の教えにそぐわないという理由で否定されてきた科学も多く存在します。最近ではワクチンの接種拒否など健康上の理由から禁止されている事象に宗教団体が反発して取り沙汰されていますが、昔はこういった時に、宗教に従わない科学の方が悪いとすることは、ごく普通の考え方でした。

科学に防御される宗教

20世紀に入ってから、宗教を否定する人々の立場は強くなり続けています。宇宙に飛び出した人類は「神が作った以外に宇宙ができた理由を考えられる」ようになったのです。科学によって多くの事象に理由をつけることが可能になり、宗教を信仰しない人々も増え続けています。

さて、神の存在が通用しない相手が増えて、困るのは宗教です。殆どの宗教は神への信仰を行わなければ救われないとされています。つまり、科学によって宗教が潰えてしまっては、誰も救われなくなってしまいます。

そのため、宗教者はどうにかして宗教を受け入れてもらおうと画策していますが、神が存在しないことを証明できないように、神が存在することの証明もできません。宗教は、目に見えて様々な事象を証明できる科学を前に苦戦しています。

「今になって宗教が科学と対立し始めた」のではなく「宗教は昔から科学を否定してきたが、それに対抗できるほど科学の立場が強くなった」のです。

科学と手を取り合う宗教

ここまで書くと、今後は科学によって完全に宗教は根絶されるかのような印象を受けるかもしれませんが、最近では宗教もまた「多様性」の1つとして受け入れられる流れが出来つつあります。一方で、科学と宗教の間にある矛盾をうまく処理できずに苦しんでいる人がいることもまた事実です。

キスメ様が今になって私に存在を伝えたのは、こんな時代だからかもしれません。科学の正しさと死後の救済の両方を認める「新興宗教」という考え方を見つけてほしくて呼びかけた……というのは、私の考え過ぎでしょうかね。

これからは否応なしに、科学と宗教が共に歩む時代になると思います。お互いが仲良く手を取り合うにはどうすればいいのか、私も桶教を通して考え続けたいものです。